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オリオン座と冬の大三角を探そう | ||||||||||||
![]() (図−1) 2月14日 20:00の星図 冬の星空は1等星が多くにぎやかです。特に冬の代表的で見つけやすい星座がオリオン座です。オリオンはギリシャ神話に登場する狩りの名手で、星座絵では右手にこん棒・左手にししの毛皮の盾をもった姿をしています。(図−2) また星座ではありませんが明るい1等星が形作る三角形が特に目立ち冬の大三角といわれているものがあります。冬の星といっても、オリオン座と冬の大三角は2月初旬には20:30ぐらい、2月下旬には19:30ぐらいと見やすい時間に南に見えます。では寒さに負けず探してみましょう。 図−1に2月14日20:00の星図を載せます。これを参考にガイドしましょう。ほぼ真南のわりと高いところ(高度約50度)に斜めに3つの星が等間隔で並んでいて、それを囲むように4つの明るい星が四角形を形作っているのを見つけて下さい。このあたりがオリオン座です。四角形の中の等間隔に並んだ3つの星はオリオン座の三つ星とよく呼ばれ、オリオンの腰のベルトの位置になります。四角形を形作る星で、左上の赤い星はベテルギウスという1等星(光度0.5等)、右下の白い星はリゲルという1等星(光度0.1等)です。 オリオン座の三つ星と四角形の下の線との間にやや暗い星が縦に3つ並んでいます。ここはベルトにさげた剣にあたるところです。双眼鏡があれば、その縦に並んだ3つの星のうち真ん中の星あたりを双眼鏡で見てみましょう(図−3,4)。空の暗い(光害の少ない)ところでは、肉眼でもぼうっと光でにじんだように見えますが、双眼鏡で見れば郊外に行かなくてもぼうっと霞がかかっているようすはわかります。これがオリオン座大星雲(M42)と呼ばれるものです。このような淡い天体はやぶにらみぎみに見るとよく見えます。空の暗さと双眼鏡のレンズの大きさで見え方に差がありますが、よく蝶が羽を広げたような形に見えるといわれています。残念ながら肉眼では写真のように赤くは見えません。機会があれば空の暗いところで、大きな双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。M42とはフランスの天文観測家メシエが彗星とまぎらわしいもののリストを作成し番号をつけたもので、「メシエカタログ」M天体の名まえで親しまれています。 次にオリオン座の三つ星を左下にのばしたところ高度約35度にとても明るい青白い星があります。これはおおいぬ座の1等星(光度-1.5)シリウスで恒星のなかで一番明るい星です。(もちろん太陽を除いてですが) オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウスとで正三角形を形作る位置、南東高度約50度にやはり明るい星があります。これがこいぬ座の1等星(光度0.4等)プロキオンです。そしてこの3つの明るい星(シリウス・ベテルギウス・プロキオン)が形作る三角形を冬の大三角と呼びます。 さあ、見つけられたでしょうか?ガイドの日時以外でも以下の日時で同じように見えます。時間が違うときは説明の方向をその分調整して探してください。 星の日にちと時間による移動
これから下表の日時では星がほぼ同じ位置に見えることがわかります。
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